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ツアープロコーチの長谷川哲也による
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スイング軌道の基本を理解しよう

ゴルフスイングの軌道について、初心者が間違いやすいポイントを解説します。特に「フェードボールをアッパーブローで打つにはどうすればよいか」という質問に答えながら、スイング軌道の基本を説明します。

965話 スイング軌道の基本を理解しよう by 聴くだけでゴルフが上手くなるラジオ
今回のテーマはフェードボールをアッパーブローで打つ方法です。 インサイドアウトのスイング軌道はアッパーブローとは限らず、逆にアウトサイドインがアッパーブローになることもあります。 フラフープの例を使ってスイング軌道をイメージし、ボールの位置...

フラフープのイメージで理解するスイング軌道

まず、ゴルフスイングをフラフープのイメージで考えてみましょう。フラフープを垂直に立てた場合、スイング軌道は真っ直ぐになり、インサイドやアウトサイドからの軌道は発生しません。しかし、実際のゴルフスイングは斜めの軌道になります。この斜めの軌道が、クラブがインサイドから入ってインサイドに抜ける動きを生み出します。

インサイドアウトとアウトサイドインの軌道

ゴルフスイングの軌道を理解するために、振り子の動きをイメージしてください。振り子の最下点より右側にクラブが来るとき、それはインサイドからの軌道であり、ダウンブローの動きになります。一方、最下点より左側にクラブが来るとき、それはアウトサイドからの軌道であり、アッパーブローの動きになります。

この理論を理解すると、ドライバーをインサイドアウトで振るからといって必ずしもアッパーブローになるわけではないことがわかります。インサイドアウトの軌道では、右半球でのダウンブローになりやすく、アウトサイドインの軌道では、左半球でのアッパーブローになりやすいのです。

スライスの原因と解決策

多くの初心者がドライバーでスライスに悩む理由は、ボールの位置が左にあるため、アウトサイドインの軌道になりやすいからです。これに対処するためには、スイングの方向を右に向けることが必要です。ターゲットラインに対して平行に立ち、ボールの位置を左に置くだけではなく、クラブを振って行く方向(H-plane)を右に向ける意識を持ちましょう。

まとめ

ゴルフスイングの軌道を理解し、正しい打ち方を身につけることで、スライスを防ぎ、安定したショットを打つことができます。初心者は特に、ボールの位置とクラブパスの関係を理解し、実践することが重要です。この記事を参考にして、スイングの改善に取り組んでみてください。

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